こんにちは。梅島ふくろう接骨院の福島茂宣です
本日もブログをご覧いただき、本当にありがとうございます
3月に入り暖かい日が少しづつ増えてきました
ただ、今朝は少し肌寒い感じがします
風邪を引かないように、お気をつけください
さて、今日は筋トレをすることで分泌されるサイトカイン(生理活性物質)についてお話をしていきます
筋肉(骨格筋)の収縮は、代謝や筋機能の動きに関わるさまざまなサイトカインの分泌にもつながります
そのサイトカインのなかのひとつ、IL-6は代謝を促すサイトカインとして注目されています。
IL-6の分泌器官として脂肪細胞と骨格筋の2種類がありますがその役割と経路は全く異なります。
脂肪細胞から分泌されるIL-6は炎症を促進する作用があります
しかし、骨格筋から運動に血中に分泌されるIL-6は炎症を抑制します。
そして骨格筋での脂肪分解、肝臓での糖代謝に関連することがわかってきました。
また骨格筋中にはIL-6を分泌するだけでなくIL-6を取り込む受容体も発生するのです。
したがって全身の脂質・糖代謝を促進する作用も持ちます。
さらにストレスへの影響も軽減が期待できます
メタボリックシンドロームの患者はストレスを原因とした脂肪細胞からの炎症反応が生じやすいといわれます。
定期的な運動によって筋肉を動かす時間を増やすと、活動時間の増加からIL-6の分泌を増やすことが期待できます。
また、ストレスによる交感神経の活動を減らすことにもつながります。
個人に合った運動を続け、IL-6の分泌を増やすことで炎症の原因となるストレスへの耐性を向上させられます。
また代謝促進の面からも健康な体へと働きかけていきます。
まとめてみますと、筋トレは目に見える筋肉の大きさだけではなく、身体の中で様々な影響をもたらしてくれます。
筋トレを続けることでいつの間にか体の中が変わっていたら嬉しいですよね。
エネルギーを作りだしてくれる張りのある体を保ち、健康な生活を送っていけたら最高ですね!